【質問】廃石綿除去後の廃棄物の取扱いについて

【質問】

石綿が吹きつけられた廃棄物について、付着した石綿を除去した後の廃棄物は、普通の廃棄物として取り扱っていいのか。

【回答】

普通の産業廃棄物として取り扱うことができる。

【解説】

石綿が吹き付けられた建築物の、石綿除去作業・解体の主な工程は次のとおり。

①作業箇所の隔離(隔離シート、排気装置等の設置)

②除去部に対し飛散防止処理剤による湿潤化

石綿等の取り除き

④除去面の飛散防止処理剤の塗布

⑤隔離シートの撤去

⑥除去作業完了確認後、解体

○吹き付けられた石綿等が適切に除去された廃棄物は、石綿等が除去されたことが確認されていることから、普通の産業廃棄物として取り扱うことができる。